ThinkPulseアクティブ電極 セットアップガイド
ここではUltracortex Mark IV EEGヘッドセット用のアクティブ電極であるThinkPulseのセットアップ方法をを紹介します。ThinkPulseを用いた脳波測定環境を構築するには以下の製品が必要です。
注)ThinkPulseは8チャネルのUltracortex Mark IVとOpenBCI Cyton集録ボードのみに対応しております。16チャンネルのUltracortex Mark IVとOpenBCI Cyton集録ボードには 現時点では対応しておりませんのでご注意下さい。
ThinkPulseには以下のような部品が含まれています。
目次
- Ultracortex Mark IV EEGヘッドセットの電極ユニットから標準のドライ電極(パッシブ電極)を取り外す
- ThinkPulseをUltracortex Mark IVの電極ユニットに取り付ける
- OpenBCI Cyton集録ボードにThinkPulse電源供給ボードを取り付ける
- ThinkPulseのケーブルをOpenBCI Cyton集録ボードに接続し システムを完成させる
1. Ultracortex Mark IV EEGヘッドセットの電極ユニットから標準のドライ電極(パッシブ電極)を取り外す
組立済みのUltracortex Mark IV EEGヘッドセットをお持ちの方は 以下のチュートリアルビデオの通り電極ユニットからドライ電極部分を取り外します。組立前のUltracortex Mark IVをお持ちの方はUltracortex Mark IV セットアップガイドの「電極ユニットの配置」までおこなってから電極部分の取り外しをおこなって下さい。
2. ThinkPulseをUltracortex Mark IVの電極ユニットに取り付ける
Ultracortex Mark IVの標準ドライ電極(パッシブ電極)の取り外された電極ユニットにThinkPulseアクティブ電極を取り付けます。
3. OpenBCI Cyton集録ボードにThinkPulse電源供給ボードを取り付ける
ThinkPulseアクティブ電極に電源供給をする為には Cytonボードに電源供給ボードを取り付ける必要があります。この電源供給ボードは各アクティブ電極に2.5Vの電圧を供給することが出来ます。
注)弊社からOpenBCI Cyton集録ボードならびにThinkPulseをご購入いただいた場合 以下のチュートリアルビデオの一部で説明のある「半田付け」の必要はございません。
4. ThinkPulseのケーブルをOpenBCI Cyton集録ボードに接続し システムを完成させる
最後にThinkPulseのケーブルをまとめて Cyton集録ボードとThinkPulse電源供給ボードに接続したら完成です。
その他
ThinkPulseの詳細な技術仕様はこちらのデータシートをご覧下さい。